【風邪の効用】薬が好きな方へ
こんにちは!
ジユウ山手カイロプラクティックです。
最近、当院の患者さんの中でも「先週、風邪ひきました」
「少し風邪気味です」と言われる方が増えてきました。
私が「インフルですか?」「いえ、インフルではないです」
「薬、飲んでるんですけどね~…」
こんな感じの会話から始まります。
こんな会話をしてるといつもある本を思い出します。
それは野口晴哉さん著書の「風邪の効用」という本です。
野口晴哉さんは「野口整体」の
創始者として有名な整体師です。
この本では風邪は治すのではなく
経過させるという考えです。
経過させる?少し意味がわからないですよね(笑)
野口先生曰く、健康な体というのは弾力があるといいます。
産まれてから人生の幕を閉じるまでに人間の体はだんだん
弾力がなくなっていくらしいです。
それが風邪をひくと弾力が少し恢復するといいます。
だから野口先生は風邪は病気というより風邪自体が
治療行為ではなかろうかとこの本には書いてます。
一般的な現代の医学の考えに照らし合わせると
??なことですがこの本を書いたのは昭和37年
なので手軽に薬が手に入る現代の状況とは少し違うかも
しれませんが私も不定期ですがたまに風邪のような
症状が出ることがあります。
喉が少し痛い、鼻水が出る、少し頭が痛い程度ですが
ここ数年は、薬はほとんど飲みません。
昨日まで何もなかったのに急に、「なんかおかしいぞ」
という時がたまにですがあります。
これはただの私一個人の考えですが風邪とは身体に
ある程度、良くないものが溜まったら自浄作用で
身体がデトックスをするのが風邪なんじゃないかなと
思ってます。
良くないものそれは食べ物に含まれる添加物だったり
科学物質だったり。
風邪の症状って、出す(排出)がほとんどですよね。
考えてみたら。
もちろん薬を全否定してるわけではありません。
ただ身体が自浄しようと出してるのにいとも簡単に
薬で止めてしまうのはいかがなもんなのかと勝手に
思ってるわけです。
そうは言っても風邪の症状はときには苦しいもんです。
熱なんか出たら身体がだるくて関節も痛かったり意識も
朦朧としてつらいですよね。
そんな時は薬をうまく利用して10の苦しみが6ぐらいに
なったらいいと思います。
少し咳が出たから一応、飲んどこかみたいな昔の私の
ような感覚で薬を飲むのだけはやめましょうね。(笑)
風邪の効用、おすすめです。