高齢者の姿勢について思うこと
こんにちは!
ジユウ山手カイロプラクティックです。
当院には、4歳から80歳までの方にご来院いただいてます。
先日、76歳の女性が初診で来院されました。
お話しを聞いてみると
丸まった背中を何とかしてほしいとのことでした。
姿勢をみてみるとたしかに背中が盛り上がったような
姿勢でした。
写真はお見せできませんが、骨盤が後傾しており側弯もあり
数か所でカンパンセーション(補正作用)がありバランス
を取ってるという感じでした。
「何か身体に痛みとかありますか?」と聞くと特にないとのことでした。
背中の盛り上がりはマシにはなっても完全になくすことは
できませんが今も杖なしでご自分の脚で買い物に行ったり、散歩したり
出来てるのだから今の状態をあと5年、10年とキープできるようにケア計画
をご提案させていただきました。
その日は仙骨のみを調整。あきらかに姿勢に変化がみられました。
普段、街中でご高齢の方をみかけると例えば、杖をついてヨタヨタしながら
歩いていても特段、不思議に感じなくなっていませんか。
でも、背筋が伸びてさっそうと歩いている高齢者もいますよね。
いったい何が違うのでしょうか?
ご不自由されてる高齢者の方も昨日、今日でそういう状態になってわけでは
ありません。前兆はあったはずです。
それはズバリ、姿勢にあると思っています。
脊椎の正しいカーブが崩れることで椎間板に負担がかかり
長い年月をかけて骨が変形していきます。
若いうちはいいとして、年齢を重ねると椎間板やいろんな組織が老化してきます。
それでも正しい姿勢、すなわち脊柱の生理的湾曲(S字カーブ)が保たれていれば
歳を取っても背筋がきれいでさっそうと歩けるはずです。
最近、開院前の整形外科の前で杖を片手に開くのを待っているお年寄りをみかける
たびにいつもそう思います。
カイロプラクティックですべての方におになれるとは言いませんが少しはお力に
なりたいなと思う今日このごろです。